10分でわかる脳科学マーケティング「フレーミング効果」|【起業するには,起業失敗,学ぶ】
From:和田健
夏休みの休日は、子供と一緒にプールに海に川にと遊びに行くので、月曜日には疲れがどっと、、、特に2日連続で泳ぎに行くとクタクタです。子供はタフだわ〜「今日はどっか行く?」って疲れしらずで元気ですね!
それでは、クイズです!
Q1・自社商品について100人のお客様にアンケートをとったところ、75人が「満足と」答えた。この結果を公表するとき、どちらの表現が賢い?(答えは中程)
今回も、脳科学マーケティング(ニューロマーケティング)「フレーミング効果」をお伝えします。
それではさっそくいきましょう。
フレーミング効果
あなたは2つのうちどちらのほうが恐怖を感じるだろうか。
①死亡する可能性もあるが、生存率95%の手術。
②受けた患者の20人のうち1人が死亡する手術
内容はどちらも同じことを言ってるのだが、実に面白いことに、ほとんどの人が②の方がより恐怖を感じるという。
このように、表現方法を変えるだけで、情報の受け取り方が違ってくる。これを、「フレーミング効果」という。
情報を際立たせる表記
ネガティブな情報より、ポジティブな情報を強調する方が、より好意的に受け止められるのはもちろんのことだが、
数字的に同じ内容なら、パーセンテージ表記より人数などの実数で示した方が脳はより現実味を感じてくれる。
「20人に1人」と聞くと「自分がその1人になるのでは、、、」と具体的なイメージが伴われる。
とくに、ポジティブなメッセージを伝えたいときは、パーセンテージではなく実数を使おう。そうすれば、脳にそのよさをストレートに伝えられる。
Q1・自社商品について100人のお客様にアンケートをとったところ、75人が「満足と」答えた。この結果を公表するとき、どちらの表現が賢い?
①この商品は75%のお客様にご満足いただいていております。
②この商品は100人中75人のお客様にご満足いただいております。
Q2・次の説明文のうち、より情報を際立たせるならどっち?
①99.94%純粋なオーガニック由来成分
②ほぼ完全に純粋なオーガニック由来成分
答え
Q1、②番、75人の人が商品を評価してくれてるというポジティブな情報が伝わりやすい。
Q2、①番、ほぼ完全より99.94%の方がかぎりなく100%に近い数字であることを具体的にアピールできる。
まとめ
パーセンテージ表記より、人数などの実数で示した方が、脳は現実味をかんじてくれる。
ネガティブな情報を伝える場合は、パーセンテージ表記のインパクト効果を薄め、心証を和らげる効果がある。
効果的な情報の出し方を知ってると、広告のテクニックとして使える。
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