勝てないやり方では戦わない!|【起業するには,起業失敗,学ぶ】
From:和田健
今回は、億万長者メーカーと言われるアメリカのマーケティングコンサルタント、コピーライター「ダン・ケネディ」の考え方を紹介します。
あなたはこのように考えたことがあるかもしれません。「億万長者の起業家やマーケターは、どのように考えているのか?」についてです。
彼らは、ある特定の考え方をします。そしてそれは、ほとんどの人の考え方とかなり違います。
あなたはこれまで、じゅくり考えたことがないかもしれません。あるいは「例えば、ベゾスやバフェットなら、当然こう考えてるはずだ」と思ってるかもしれません。でも、それはおそらく間違っています。
では、「億万長者の起業家やマーケターは、サンタの季節についてどのように考えているのか?」を考えてみましょう。
自分を変えるか周りを変えるかシステムを変えるか?
あなたがこの答えを聞いたらガッカリするかもしれませんね。なぜなら、億万長者の起業家やマーケターの季節に対する考え方は、他の季節と同じ考え方だからです。
もちろん、自分に有利に働く状況を考えます。億万長者の心は実用主義なので、同時に2つのことを考えてしまうのです。
ある物事が自分に損害を与え、自分からお金を奪い、干渉し邪魔をするかを考えます。
「勝てないと分かっているやり方では戦いません。」
私たちは、まったく同じものがいかに自分のビジネスで稼がしてくれるのかを考えます。例えば、ダンは、オーディオブックと本の定期購読にものすごいひねりを加えて、顧客がクリスマスプレゼントとして購入できるようにしました。それから、もっと手軽にプレゼントできるものを11月の販促メールに繁盛に追加していきました。
そうすることで、「ビジネスのことを考えずに、暖かくてゆっくりお昼ねしたいなぁ」なんて11月のころから考えて、お金を稼いでいたのです。
ダンの例は、あなたのビジネスに直接はあてはまらないかもしれませんが、でも、戦術(手法)のアイデアにはなるはずです。
稼ぎにもっとも影響の少ない時期に休暇をとり、従業員にも同じことをさせることが可能です。少しの間だけサンタに降伏するってことなんですね。
良い悪いを両面から考える
「いつも2つの意見をもつ」つねに表と裏があるコインと同じです。
私たちが何かについて考えるときは、必ず両方の側面「これで何ができるのか?」「これはどんな難しい壁があるのか?」を一緒に考えます。
そうすれば、成功までの道筋に出る失敗(テスト、仮説検証)に恐れずに済みます。その結果、粘り強く頑張れて、打たれてもすぐに立ち上がれます。
多くの人は、あらゆる物事が「良いか悪いか」「ポジティブかネガティブか」「ワクワクするガッカリするか」で別々のものと判断します。
ところが、私たちはすべての物事は両方の側面があることを知っているのです。
これがあてはまる具体的な例
・コピーライティング:とても素晴らしくて受け入れやすい潜在的なメッセージにも、買わない理由が含まれている
・マネジメント:もっとも優秀な従業員でも、必ず使いものにならない日がくる
・顧客忠誠心:顧客維持に努力するのは当然だが、顧客の忠誠心など存在しないし、ありえない
・大口顧客:大金をくれてありがたいけど大変な存在でもある
念のため強調しておくと、誰でも1つの意見を持っているが、私たちは2つの意見を持ち、1つのことを別の側面からみるこもできます。
ポジティブなだけでもネガティブなでけでも、チャンスだけでも逆境だけでもダメなのです。両面のどちらかが欠けていても完璧ではありません。
アンチを変えるのも、譲歩するのもムダ!
ダンは、あらゆる状況から有利な展開になるように心がけています。「これが私にどのような被害を及ぼすのか?」「これについて私がどうしたいと思っているのか?」を考え抜くようにしています。
例えば、私は私のことを勉強してこない新規クライアントとは絶対に会わないようにしています。また、満足できる金額を稼ぐことができないと思う場所では講演しないようにしています。
他の億万長者の起業家やマーケターたちも同じようなことをしていますよ。
例えば、ディズニーは「子供を金儲けの道具にすることに反対」する人たちを気にしていません。この人達と譲歩することは決してないでしょう。
というわけで、気持ち良く眠ってる間に、私たち億万長者の起業家は心配でばっちり目が覚めているのです。
逆に、他の人が悪夢で睡眠を邪魔されている時に、私たちはいつも楽しくビジネスの計画を立てられるようにしましょう。
最悪の悪夢の中にさえチャンスは眠っているのです。
まとめ
両面から考える。つまり、購入する理由と購入して欲しくない理由の両面を考えるということです。
いかがでしか、ダン・ケネディの考えは?
あなたの、ビジネスの参考になったと思います。
参考:ダン・ケネディの8つのビッグ・アイディア
参考:NOB.s.マーケティングレター
コメントを残す