効果的なマーケティングは「ガッツと度胸」?|【起業するには,起業失敗,学ぶ】
From:和田健
マーケティグで大切なのは「ガッツと度胸」だ、えっ、どういうことなんだと思われたことでしょう。ここで例を挙げてみます。
マレー・ラフェル著書「But Would Saks Fitfth Avenue Do its?」で取り上げられていた、レストラン開業時に、何の条件も付けずに無料のランチを提供する」という話しです。
1週間で1000食のランチを無料で提供したら、相当なコストが、40〜50万円のコストがかかったかもしれません。
しかし、ランチが美味しければ、それをきっかけに、数百人が常連客になってくれたら、「顧客獲得コスト」は、どの広告よりもずっと低く済むことは間違いないでしょう。
これは、どのビジネスにも使えます。
ただ、これを実行に移す人はごくわずかです。これをやるには「ガッツと度胸」がなければ成功は手に入りません。
「無料」のインパクトで、顧客集団を囲い込め
次はあるスーパーマーケットの話しです。
そのスーパーマーケットは、新たな地域に出店したとき、牛乳1ℓを5000本、バター450gを5000個、紙ナプキン5000パックを無料で配ったのです。
このスーパーはクーポンを5000冊印刷し、4枚綴りで、1枚目には牛乳無料クーポン、2枚目にはバター無料クーポン、という内容のクーポンを、お客様は何も買わなくても、クーポンで該当商品をもらうことができ、条件は何もありません。
これこそが「度胸」です。
周辺地域5000世帯に限定し、クーポンを郵送したところ、1週目は3000枚以上のクーポンが引き換えられ、4週目には4000枚までに達していました。
クーポンを使った人のほとんどが日用品も購入していました。
5週目にはクーポンは無く、広告、看板もありませんでしたが、1週間で4000人が訪れ合計5000万円以上の買い物をしたということです。
この実例は、4つのシンプルなアイデアを実践すれば成功するということを表しております。
・イメージを気にすぎない
・対面で話す時のように書く
・堅苦しくならずフレンドリーにする
・ガッツと度胸をもつ
準備に8割の時間をかければ結果を最大化できる
成功するマーケティング戦略についてお話しします。
ダイレクトマーケティングを成功させるには、時間や多くの手間がかかり、リサーチにも時間をかけてやります。
ある、銀行のキャンペーンを計画する時、マーケターは、競合する金融機関の広告と郵送物を全て把握することからはじめます。次に、顧客を装って競合銀行に電話をかけ、広告で宣伝しているサービスについて聞きます。電話でどのように対応されるかを知るためです。これがリサーチです。
あるコピーライターは、コピーを仕上げる前に、50人以上の見込み客と会ってインタビューをするそうです。コピーの基本的な内容を必ず試すそうです。
簡潔に言うと、準備段階で労力や時間をかけることで、実施段階で結果を最大化することができます。
そうすることで、顧客を増やす方法や売り上げを伸ばす方法について予測ができるのです。
わずかな収入を大きな富にするのはリサーチ
このプロセスを得た、競争力は、あなたの業界内で大きな価値を持ちます。ここまで、徹底してリサーチする競合は少ないからです。労力や時間を割きたいと思う人がほとんどいないからです。
成功したければ、徹底したリサーチに基づいたダイレクトマーケティングを活用することです。
まとめ
参考:ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門
あなたは、自分のビジネスについて、どれくらい知っていますか?効果的なマーケティングには、徹底したリサーチが必要になります。これが成功の近道にもなるのです。!
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